電子書籍vs紙の本~64歳が本音で比較してみた実体験レポート
🌟「わくわくセカンドライフ」は、64歳の私自身や友人、知人がこれまでの生活の中で感じたこと、試してよかったことをまとめたブログです。
ここでご紹介している内容は、あくまでも個人の体験談や実感に基づくものであり、医師や医療専門家からのアドバイスではありません。
健康や体調に不安がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
また、ブログ内で参照した資料や出典については、記事内にリンクを掲載していますので、必要に応じて確認することができます。
それでもこのブログが、同じような悩みや関心を持つ方々にとって少しでもヒントや励みになれば幸いです。
電子書籍か紙の本か?64歳の私が真剣に悩んだ選択
最近、息子から「お父さんも電子書籍を試してみたら?」と勧められました。正直、64歳の私には「新しいもの」への抵抗感がありましたが、実際に使ってみると…これが予想以上に面白い発見の連続だったのです。
きっかけは「老眼」との付き合い方
実は、このテーマで記事を書こうと思ったのは、最近の老眼の進行が関係しています。60歳を過ぎた頃から、夜に本を読むのがだんだんつらくなってきました。文字がかすんで見え、長時間読み続けると目がショボショボしてしまうのです。
妻からは「もう老眼鏡を作りなさい」と言われていたのですが、プライドもあって(笑)なかなか踏み切れずにいました。そんな時、息子が帰省した際に「電子書籍なら文字を大きくできるよ」という一言が、私の読書人生を変えることになったのです。
最初の印象:「これ、本当に本なの?」
息子がAmazonのKindleを持参してくれた時、正直なところ「薄っぺらいタブレットで本が読めるの?」という疑問でいっぱいでした。紙をめくる感触、本のにおい、書棚に並ぶ背表紙…それらが読書の醍醐味だと思っていたからです。
電子書籍、実際に使ってみた感想
文字サイズを自由に調整できるのは本当に助かる!
まず驚いた「文字サイズ調整」の威力
初めて電子書籍で文字を大きくした時の感動は、今でも覚えています。「あ、こんなにはっきり見える!」という喜びでした。老眼鏡をかけたり外したりする煩わしさから解放されて、自然な姿勢で読書を楽しめるようになったのです。
電子書籍の良い点(私の実感)
- 文字サイズ調整: 老眼でも無理なく読める
- 軽量性: 分厚い本でも片手で楽に持てる
- 暗闇でも読書: バックライト機能で夜でも快適
- 検索機能: 気になる言葉をすぐに調べられる
- 保存場所不要: 本棚のスペースを気にしなくて済む
電子書籍の困った点
- 充電が必要: バッテリーが切れると読めない
- 操作に慣れが必要: 最初はボタンの場所に戸惑う
- 目の疲れ: 長時間だと紙より疲れることも
- 貸し借りができない: 友人とシェアしにくい
- 「読んだ感」がない: 達成感が薄い気がする
やっぱり捨てられない「紙の本」の魅力
紙の本には電子書籍にはない特別な温もりがある
電子書籍の便利さを実感した一方で、紙の本への愛着は全く薄れませんでした。むしろ、比較することで紙の本の素晴らしさを改めて認識したのです。
妻との読書タイム:紙の本だからこそ
週末の午後、妻と一緒にソファーで読書をするのが我が家の習慣です。同じ本を交代で読んだり、「ここ、面白いから読んでみて」とページを見せ合ったり。電子書籍だと、この何気ない幸せな時間が作りにくいことに気づきました。
紙の本の魅力(改めて実感)
- 五感で楽しめる: 匂い、手触り、ページをめくる音
- 疲れにくい: 目への負担が電子書籍より少ない
- 集中力が続く: 他の機能に気を取られない
- 思い出と結びつく: 読んだ場所、時期を覚えやすい
- シェアしやすい: 家族や友人と簡単に共有できる
シチュエーション別・私の使い分け方法
3ヶ月間、両方を使い続けてわかったことは、「どちらか一つ」ではなく「使い分け」が最適だということでした。
場面・用途 | 電子書籍 | 紙の本 |
---|---|---|
旅行・外出時 | ✅ 複数冊持参可能 ✅ 軽くて楽 |
❌ かさばる ❌ 重い |
就寝前の読書 | ✅ バックライト調整 ❌ ブルーライトで眠りにくい場合も |
✅ 目に優しい ✅ リラックスできる |
長時間読書 | ❌ 目の疲れ ❌ バッテリー心配 |
✅ 疲れにくい ✅ 集中しやすい |
資料・調べもの | ✅ 検索機能 ✅ 辞書機能 |
❌ 検索不可 ✅ 付箋・メモ可 |
家族との共有 | ❌ 端末が必要 ❌ アカウント管理 |
✅ 簡単にシェア ✅ 一緒に読める |
シニアが気をつけたい「電子書籍」のポイント
同世代の方にお伝えしたいのは、電子書籍は決して難しくないということです。ただし、いくつかのコツがあります。
私が見つけた「快適読書」のコツ
👀 目の疲れ対策
- 明るさは昼間50%、夜間30%程度に調整
- 1時間読んだら10分休憩(タイマーを活用)
- 文字サイズは「少し大きいかな」と思うくらいが丁度良い
📱 操作のコツ
- 最初は息子や店員さんに基本設定をお願いする
- よく使う機能(文字サイズ、明るさ)だけ覚える
- 焦らず、1日1つずつ新しい機能を覚える
3ヶ月使用した結果:読書量の変化
電子書籍を導入してから、驚くべき変化がありました。読書量が約1.5倍に増えたのです!
私の読書データ(月平均)
※通勤時間や待ち時間でも読めるようになったのが大きな要因
実際に使って良かった商品・サービス
グランパおすすめの電子書籍アイテム
📚 Amazon Kindle Paperwhite
価格: 約15,000円〜
私の評価: ⭐⭐⭐⭐⭐
E-inkディスプレイで目に優しく、バッテリーが長持ち。防水機能付きでお風呂でも読める!
✅ シニアにおすすめのポイント:文字が鮮明、操作がシンプル
📖 Kindle Unlimited(読み放題サービス)
価格: 月額980円
私の評価: ⭐⭐⭐⭐⭐
200万冊以上が読み放題。昭和の名作から最新書籍まで幅広いラインナップ。
✅ シニアにおすすめのポイント:試し読みの感覚で様々な本に挑戦できる
同世代の友人たちの反応
私の電子書籍体験を同世代の友人たちに話すと、意外にも「私も試してみたい」という声が多いことに驚きました。
友人からの質問トップ3
- 「本当に目は疲れないの?」
→ 設定次第で紙の本より楽になることもあります - 「操作は難しくない?」
→ 基本操作は簡単。ページめくりは指でスワイプするだけ - 「本当に本を読んでる感じがする?」
→ 最初は違和感がありますが、1週間で慣れます
私なりの結論:「選択の自由」が一番大切
3ヶ月間の体験を通して、最も大切だと感じたのは「どちらが良い」ではなく「選択の自由を持つ」ことでした。
グランパの最終判断
🌅 朝の読書: 紙の本でゆっくり
🚃 移動中: 電子書籍で効率的に
🌙 夜のリラックス: 気分で選択
📚 調べもの: 電子書籍の検索機能を活用
「読書をもっと身近に、もっと楽しく」これが私の結論です!
最後に:シニアの皆さんへのメッセージ
もし、この記事を読んでくださっているシニアの方がいらっしゃいましたら、「新しいことへの挑戦」を恐れずにいてほしいと思います。
私も最初は「64歳になってから新しい読書スタイルなんて…」と思っていました。しかし、実際に試してみると、今までの読書体験がより豊かになったのです。
人生100年時代の読書スタイル
年を重ねることで得られる知恵と経験に、
新しい技術の便利さをプラスすれば、
きっと今までよりも充実した読書ライフが送れるはずです。
大切なのは、読書を続けること。
その手段は、私たち自身が選べばいいのです。
あなたも新しい読書体験、始めてみませんか?
参考リンク・出典
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