64歳が教えるスマホ基本操作5選!失敗から学んだ必須テクニック
わくわくセカンドライフ |
シニアのデジタル生活術 第2回
この記事で分かること
- スマートフォンの必須基本操作5つの具体的な方法
- 64歳の私が実際に体験して分かった成功のコツ
- 同世代の方に向けた安心できる実用的アドバイス
こんにちは、「わくわくセカンドライフ」を運営している64歳のグランパです。
スマートフォンの基本操作に挑戦して3週間が経ちました。振り返ってみると、まるで新しい言語を学ぶような感覚でした。最初は「こんなにたくさんのボタンがあって覚えられるのか?」という不安でいっぱいでしたが、実際にやってみると、本当に必要な操作は意外と少ないということが分かりました。同世代の皆さんにも、この安心感をお伝えしたいと思います。今日はスマートフォンの基本操作について、私が実際に体験して学んだ必須の5つの操作を物語のようにお話しします。
64歳からスマホ基本操作を始めた3つの物語
第一の物語:息子からの宿題
スマートフォンデビューから1週間が経った時、息子から「お父さん、今度は基本操作を覚えましょう」と言われました。「基本操作って何?」と聞くと、「電話、メッセージ、カメラ、設定、そしてアプリの使い方です」と教えてくれました。その時、私は気づいたのです。スマートフォンを持っているだけでは意味がない、使いこなしてこそ価値があるのだと。
第二の物語:友人との競争心
近所の佐藤さんも同じ時期にスマートフォンを始めました。喫茶店で会った時、彼は得意げに「写真も撮れるし、家族にメッセージも送れるよ」と話していました。正直、少し悔しい気持ちになりました。「私も負けてはいられない」という競争心が、基本操作をマスターする原動力になったのです。
第三の物語:家族との絆を深めたい
妻から「あなたも基本操作ができるようになったら、孫の写真をすぐに見せてもらえるのよ」と言われました。息子一家は遠くに住んでいるため、スマートフォンが家族をつなぐ大切な道具だと実感しました。家族との絆を深めるため、どうしても基本操作をマスターしたいと思ったのです。
操作に困っていた頃から、スムーズに使えるようになるまで
64歳が体験したスマートフォン基本操作5つの発見と挫折
さて、ここからが本当の学習の始まりです。息子に教わった5つの基本操作を、一つずつマスターしていく3週間の記録をお聞きください。まるで、楽器の演奏を覚えるような、そんな感覚でした。
1電話をかける・受ける操作
最初の挑戦
一番基本的な電話機能から始めました。しかし、ガラケーのように簡単にはいきません。着信音が鳴っても、どこをスワイプすれば良いのか分からず、何度も取り損ねました。特に「スワイプして応答」という緑のボタンを右に滑らせる動作が難しく、焦れば焦るほどうまくいきませんでした。
解決への道のり:息子に「ゆっくり、確実に指を滑らせること」を教わりました。また、電話をかける時は「電話」アプリを開いて、連絡先から相手を選ぶか、番号を直接入力することを覚えました。今では、孫からの突然の電話も慌てずに受けられるようになりました。
2メッセージ(SMS・LINE)の送受信
文字入力の壁
メッセージを送ろうとしても、小さなキーボードでの文字入力が本当に大変でした。隣の文字を間違って押してしまい、「おはよう」と打ちたいのに「おあはおう」になってしまうことが日常茶飯事。LINEとSMSの違いも最初は理解できませんでした。
解決への道のり:音声入力機能を積極的に使うようになりました。また、LINEは無料でメッセージや写真が送れること、SMSは電話番号で送る短いメッセージであることを理解しました。今では、毎朝妻に「おはよう」のLINEを送ることが日課になっています。
電話、メッセージ、カメラ、設定、アプリの基本操作
3カメラで写真・動画撮影
ピンボケとの格闘
カメラアプリを開いて写真を撮ろうとしても、なぜかピンボケばかり。シャッターボタンを押すタイミングが分からず、手ブレした写真ばかりでした。また、撮った写真がどこに保存されているのかも分からず、「さっき撮った写真はどこ?」と妻に助けを求めることもありました。
解決への道のり:画面をタップしてピントを合わせることを覚えました。また、シャッターを押す時は息を止めて、スマートフォンをしっかり固定することを意識しました。撮った写真は「写真」アプリに自動で保存されることも理解できました。今では、散歩中の花や空の写真を撮るのが楽しみになっています。
4設定画面の基本操作
迷宮のような設定メニュー
設定画面は本当に複雑で、どこに何があるのか全く分かりませんでした。音量を調整したい、画面の明るさを変えたい、Wi-Fiを設定したいと思っても、どこを触れば良いのか見当もつきません。間違って何かを変更してしまい、元に戻せなくなることもありました。
解決への道のり:よく使う設定だけを覚えることにしました。「音量」「画面の明るさ」「Wi-Fi」「Bluetooth」の4つの場所だけを覚えて、他は触らないようにしました。設定を変更する前は、必ず元の状態をメモしておくことも習慣にしました。
5アプリのダウンロードと使い方
アプリストアの冒険
「アプリをダウンロードする」と言われても、アプリストアがどこにあるのか、どうやって使うのか全く分かりませんでした。無料と有料の違いも分からず、間違って有料アプリを購入してしまわないか不安でした。ダウンロードしたアプリがどこにあるのかも分からず、混乱することが多々ありました。
解決への道のり:まずは息子におすすめの無料アプリを教えてもらい、一緒にダウンロードしました。天気予報アプリ、ニュースアプリ、電卓アプリなど、生活に必要なものから始めました。ダウンロードしたアプリは自動でホーム画面に表示されることも理解できました。
ホーム画面から操作完了までの基本的な流れ
64歳の私が見つけたスマートフォン基本操作成功の3つの秘訣
3週間の体験を通じて、私なりに発見した「スマートフォンの基本操作を確実にマスターする方法」をお話しします。これは、同世代の皆さんへの私からの実践的なアドバイスです。
秘訣その一:一度に一つずつ、確実に覚える
最初は「5つ全部を一気に覚えなければ」と焦っていましたが、これは間違いでした。まず電話の操作だけを1週間かけて完璧にマスターし、次にメッセージ、その次にカメラというように、一つずつ確実に身につけることが大切です。
私の場合:月曜日は電話、火曜日はメッセージ、というように曜日を決めて練習しました。焦らずゆっくりと、毎日少しずつ進歩していけば、必ず全部できるようになります。
秘訣その二:失敗を恐れず、何度でも練習する
「間違って押したらどうしよう」「壊してしまうかも」という不安がありましたが、普通に使っている分には壊れません。むしろ、失敗することで「こうすると失敗する」ということが分かり、成功への近道になります。
実体験から:写真撮影では最初の1週間で100枚以上のピンボケ写真を撮りました。でも、その失敗があったからこそ、今では綺麗な写真が撮れるようになったのです。失敗は成功の母なのです。
秘訣その三:家族や友人と一緒に楽しみながら学ぶ
一人で練習するよりも、家族や友人と一緒に学ぶ方が楽しく、長続きします。分からないことをすぐに聞けるし、お互いの発見を共有できるのも大きなメリットです。
おすすめの方法:妻と「今日はLINEでやり取りしよう」「お互いに写真を送り合おう」という課題を決めて、ゲーム感覚で練習しました。これが思いのほか楽しく、自然と操作を覚えることができました。
継続のための実践的アドバイス
- 毎日の習慣にする:朝起きたら天気予報をチェック、昼食後に家族にメッセージ送信など
- メモを取る:重要な操作方法は紙に書いて、スマートフォンの横に置いておく
- 達成感を味わう:新しい操作ができるようになったら、家族に報告して一緒に喜ぶ
- 無理をしない:疲れた時は休憩し、楽しむ気持ちを忘れずに続ける
一歩ずつ、確実に上達していきましょう!
シニアのスマートフォン基本操作よくある質問5選
Q1: 基本操作は60代から覚えても大丈夫ですか?
A1: もちろん大丈夫です!私も64歳から始めて、3週間で基本操作をマスターできました。年齢は関係ありません。大切なのは諦めずに続けることです。一つずつ確実に覚えていけば、必ずできるようになります。むしろ、私たちの人生経験と丁寧さが、着実な上達につながります。
Q2: 基本操作の習得にお金はかかりますか?
A2: 基本操作自体にお金はかかりません。電話、メッセージ、カメラ、設定は全て無料で使えます。アプリも無料のものから始めれば費用はかかりません。ただし、データ通信料は発生するので、Wi-Fi環境を整えることをお勧めします。私は月額3,000円程度で十分楽しんでいます。
Q3: 操作を間違えて壊してしまわないか心配です
A3: 私も最初は同じ心配をしていましたが、普通に使っている分には壊れません。スマートフォンは思っているより丈夫です。間違って押しても、たいていは元に戻せます。最悪の場合でも、設定をリセットすることで元の状態に戻せるので、安心して練習してください。
Q4: 基本操作をマスターするのにどのくらいかかりますか?
A4: 個人差はありますが、私の場合は3週間で基本的な操作ができるようになりました。一つの操作につき3-4日かけて、ゆっくりと確実に覚えました。毎日30分程度の練習で十分です。大切なのは継続することで、3ヶ月もすれば自信を持って使えるようになります。
Q5: 一人でも基本操作を覚えられますか?
A5: 一人でも十分に覚えられます。YouTube の解説動画や、携帯ショップの無料講習会も活用できます。ただし、最初は家族や友人のサポートがあると心強いです。私の友人の佐藤さんは完全に一人で覚えて、今では私よりも上手に使っています。一人一人のペースがあるので、焦らず楽しみながら続けることが大切です。
シリーズ「シニアのデジタル生活術」について
64歳からデジタル機器に挑戦している私の体験を、同世代の皆さんと共有するシリーズです。失敗も成功も包み隠さず、リアルな体験談をお届けします。
予定している記事(全15回)
スマートフォン活用編
- 第1回:64歳でスマートフォンデビュー!最初の1週間で困った7つのこと
- 第2回:シニアが覚えるべきスマホ基本操作5選(今回)
- 第3回:家族とのLINE活用術~孫との距離が縮まった話
- 第4回:60代におすすめのスマホアプリ7選
- 第5回:スマホ写真整理の簡単な方法
YouTube・動画活用編
- 第6回:64歳からYouTube!動画作成に挑戦してみた
- 第7回:シニアのYouTube視聴術~おすすめチャンネル紹介
- 第8回:スマホで簡単動画編集~初心者でもできる方法
- 第9回:YouTube撮影の基本~照明と音声の工夫
- 第10回:動画投稿の緊張と楽しさ~コメントをもらった感動
オンライン生活編
- 第11回:初めてのオンラインショッピング体験記
- 第12回:ネット銀行デビュー~60代でも安全に使えた
- 第13回:オンライン会議に参加してみた~Zoomの使い方
- 第14回:電子書籍vs紙の本~シニアが比較してみた
- 第15回:デジタル終活のススメ~アカウント整理の重要性
更新は随時行います。
一緒に「わくわくセカンドライフ」を楽しみましょう!
運営者:グランパ(64歳シニアクリエイター)

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