60代におすすめのスマホアプリ7選
(実際に使ってみた)
64歳のグランパが実体験でお伝えします
「わくわくセカンドライフ」は、64歳の私自身や友人、知人がこれまでの生活の中で感じたこと、試してよかったことをまとめたブログです。
ここでご紹介している内容は、あくまでも個人の体験談や実感に基づくものであり、医師や医療専門家からのアドバイスではありません。 健康や体調に不安がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。 また、ブログ内で参照した資料や出典については、記事内にリンクを掲載していますので、必要に応じて確認することができます。 それでもこのブログが、同じような悩みや関心を持つ方々にとって少しでもヒントや励みになれば幸いです。
はじめに:64歳の私がスマホアプリと出会った物語
「グランパ、スマホのアプリって何?」
これは、1年前の私が友人に投げかけた質問でした。当時の私は、スマートフォンを電話とメールくらいにしか使っていませんでした。しかし、YouTube動画制作を始めてから、「もっと便利に、もっと効率的に」という気持ちが芽生えました。
そして今、私は毎日7つのアプリを使い分けながら、充実したシニアライフを送っています。体調管理から家族とのコミュニケーション、脳トレまで、スマホアプリは私たちシニア世代の強い味方になってくれているのです。
今回は、私が実際に使ってみて「これは本当に役に立つ!」と実感した7つのアプリをご紹介します。同じ世代の皆さんに、きっと役立つはずです。
1. 【健康管理】Google Fit:歩数から健康への第一歩
実際の使用体験談
「散歩が趣味だけど、どれくらい歩いているのかわからない」そんな悩みを解決してくれたのが、Google Fitでした。
スマホを持っているだけで、自動的に歩数を計測してくれるので、とても簡単です。最初は「たった3000歩?」と驚きましたが、今では目標の8000歩を毎日クリアしています。
Google Fitの魅力的な機能
- 自動歩数計測:スマホを持っているだけで計測
- 心拍数測定:カメラに指を当てるだけで測定可能
- 運動時間記録:ウォーキングやストレッチの時間を記録
- カロリー消費:活動量に応じて消費カロリーを表示
60代ならではの使い方のコツ
私が実践している使い方をお教えします:
- 朝の散歩を記録:起床後の散歩で「今日は何歩歩こうか」という目標設定
- 週単位での振り返り:1週間の歩数グラフを見て、活動量を確認
- 友人との比較:同じアプリを使う友人と歩数を比較して楽しむ
注意点とデメリット
- バッテリー消費が少し増える
- 正確な測定には常にスマホを持参する必要がある
- 初期設定で位置情報の許可が必要
Google Fitは完全無料で使えるので、健康管理の第一歩として最適です。
2. 【コミュニケーション】LINE:孫との絆を深める魔法のアプリ
孫との思い出深いエピソード
「おじいちゃん、LINEやろうよ!」と孫に誘われた時、正直なところ戸惑いました。しかし、いざ使ってみると、孫の日常を写真で見ることができ、まるで毎日会っているような感覚になりました。
運動会の写真、お弁当の写真、宿題を頑張っている姿。これらを瞬時に共有できるLINEは、私たちシニア世代にとって家族の絆を深める最高のツールです。
LINEの基本機能と60代向けの使い方
基本的な使い方:
- メッセージ送信:文字だけでなく、音声メッセージも送れる
- 写真共有:撮った写真をすぐに家族に送信
- スタンプ機能:文字では表現しにくい感情を可愛らしく表現
- ビデオ通話:顔を見ながらの会話で、より親密なコミュニケーション
私が実践している活用法
- 朝のあいさつ:「おはよう」スタンプで一日を始める
- 料理の写真共有:作った料理を家族に自慢
- 健康報告:散歩の様子や体調を簡単に報告
- 孫との特別なやり取り:学校の話や将来の夢を聞く
シニアが注意すべき点
- プライバシー設定をしっかり確認する
- 知らない人からの友達申請は承認しない
- 個人情報を含む写真の共有は家族間のみに限定
LINEは無料で使えて、家族との距離を縮めてくれる素晴らしいアプリです。
3. 【食事管理】あすけん:写真一枚で栄養管理
「食事記録なんて面倒」という先入観を覆した体験
「毎日の食事を記録するなんて、面倒すぎる」と思っていた私ですが、あすけんの写真撮影機能を知って考えが変わりました。
写真を撮るだけで、自動的にカロリーや栄養素を計算してくれるので、手間がかからないんです。66歳の妻も「これなら続けられそう」と喜んでいます。
あすけんの優れた機能
写真解析機能:
- 食事の写真を撮影するだけで、料理名を自動判別
- カロリーや栄養素を瞬時に計算
- 不足している栄養素をアドバイス
健康管理機能:
- 体重記録と連動したカロリー管理
- 運動量との連携で総合的な健康チェック
- 管理栄養士監修のアドバイス
60代夫婦での実際の使用例
私たち夫婦は、こんな風に活用しています:
- 朝食の記録:写真撮影→栄養バランスチェック→不足分を昼食で補完
- 外食時の活用:レストランのメニューも写真で記録
- 体重管理:毎朝の体重測定と食事内容の関連をチェック
- 薬との相互作用:血圧の薬を飲んでいるので、塩分摂取量を特に意識
使用上の注意点
- 写真の角度や明るさによって、認識精度が変わる
- 手作り料理の場合、材料を手動で調整する必要がある場合も
- 無料版では一部機能に制限がある
あすけんは基本無料で使えて、食事管理の習慣化に最適です。
4. 【脳トレ】脳にいいアプリ:認知症予防への積極的な取り組み
「歳だから仕方ない」という諦めから「積極的予防」へ
「最近、人の名前が思い出せない」「買い物リストを忘れてしまう」そんな悩みを抱えていた時、友人から勧められたのが「脳にいいアプリ」でした。
科学的根拠に基づいた5つの要素(運動・食事・脳トレ・ストレス緩和・社会参加)を総合的に管理できるのが特徴です。
脳科学に基づいた5つの健康要素
運動要素:
- 日々の歩数記録
- 軽い体操やストレッチの記録
- 心拍数の管理
食事要素:
- 栄養バランスの確認
- 脳に良い食材の摂取記録
- 水分補給の管理
脳トレ要素:
- 記憶力を鍛えるゲーム
- 計算力向上のトレーニング
- 注意力集中のエクササイズ
実際の体験談:3か月使用後の変化
使い始めて3か月後、明らかな変化を感じました:
- 記憶力の改善:買い物リストを忘れることが減った
- 計算スピードの向上:レジでの支払いが素早くなった
- 集中力の持続:読書や動画制作に集中できる時間が延びた
- 社会参加の意識:アプリを通じて友人との競い合いが楽しい
60代が注意すべき使用方法
- 無理をせず、毎日10分程度から始める
- 成績が悪くても焦らず、継続することを重視
- 他の利用者と比較しすぎない
- 体調が悪い日は無理して使わない
脳にいいアプリは月額制ですが、認知症予防への投資として価値があります。
5. 【写真管理】Google フォト:思い出を整理し、家族と共有
「写真がたまりすぎて整理できない」という悩みを解決
スマホで撮影した写真が数百枚になり、「どこに何があるのかわからない」状態になっていました。そんな時、Google フォトの自動整理機能に出会いました。
撮影した写真が自動的にクラウドに保存され、人物や場所ごとに整理されるのは、本当に便利です。
Google フォトの便利な機能
自動バックアップ機能:
- 撮影した写真を自動的にクラウドに保存
- スマホが故障しても写真は安全
- 容量不足の心配が軽減
写真検索機能:
- 「孫」「桜」「旅行」などのキーワードで検索
- 撮影日時での絞り込み
- 場所での検索も可能
共有機能:
- 家族とのアルバム共有
- 特定の写真だけを選んで共有
- 共有相手もコメントや写真を追加可能
実際の活用例:家族との思い出共有
私たち夫婦は、こんな風に活用しています:
- 孫の成長記録:誕生日ごとにアルバムを作成し、家族全員で共有
- 旅行の思い出:旅行先の写真を自動的に場所ごとに整理
- 季節の記録:桜の開花、紅葉の美しさを年ごとに比較
- 料理の記録:作った料理の写真を整理して、レシピの参考に
使用上の注意点
- 無制限の無料バックアップは2021年で終了(15GBまで無料)
- プライバシー設定を適切に行う
- 共有する写真には個人情報が含まれていないか確認
Google フォトは基本無料で使えて、写真管理が格段に楽になります。
6. 【防災】ココダヨ:いざという時の家族の安否確認
東日本大震災の経験から生まれた防災意識
2011年の東日本大震災の時、家族の安否確認がいかに重要かを痛感しました。携帯電話がつながらない中、家族がどこにいるのか、無事なのかがわからない不安は、今でも忘れられません。
ココダヨは、災害時に家族の居場所を自動的に共有してくれるので、そんな不安を解消してくれます。
ココダヨの優れた防災機能
自動位置情報共有:
- 災害警報発令時、自動的に家族の位置情報を共有
- 平常時でも家族の居場所を確認可能
- GPSを使った正確な位置情報
安否確認機能:
- ワンタップで安否状況を家族に通知
- 緊急時の連絡先を事前に設定
- 避難所情報の提供
見守り機能:
- 日常的な見守りアプリとしても使用
- 高齢者の外出時の安心材料
- 家族間での位置情報の共有
実際の使用体験:日常的な安心感
私たち夫婦は、こんな風に活用しています:
- 散歩時の安心:一人で散歩に出かける時、妻が私の位置を確認
- 通院時の活用:病院での待ち時間を家族に伝える
- 旅行時の安心:旅行先での現在地を家族と共有
- 緊急時の備え:災害時の連絡手段として設定
使用上の注意点とプライバシー配慮
- 常に位置情報を共有するため、プライバシーに配慮が必要
- バッテリー消費が通常より多くなる
- 家族間での使用ルールを事前に決めておく
- 位置情報の精度は電波状況に左右される
ココダヨは基本無料で使えて、防災と日常の安心を両立できます。
7. 【家計管理】マネーフォワードME:年金生活の家計管理
「年金だけでやりくりできるか」という不安を解決
現役時代と比べて収入が減る年金生活で、「本当に大丈夫だろうか」という不安を抱えていました。家計簿は手書きで続けていましたが、計算ミスや記録漏れが気になっていました。
マネーフォワードMEは、銀行口座やクレジットカードと連携して、自動的に家計簿を作成してくれるので、正確な収支管理ができるようになりました。
マネーフォワードMEの家計管理機能
自動家計簿機能:
- 銀行口座、クレジットカード、電子マネーと連携
- 自動的に収支を分類・記録
- レシート撮影での手動入力も可能
資産管理機能:
- 複数の口座残高を一元管理
- 年金受給額の管理
- 投資信託や保険の管理
支出分析機能:
- カテゴリ別の支出グラフ
- 前月・前年同月との比較
- 無駄遣いの発見と改善提案
年金生活での実際の活用例
私たち夫婦は、こんな風に活用しています:
- 年金管理:年金の受給日と金額を自動記録
- 医療費管理:病院代や薬代を自動分類して確定申告に活用
- 光熱費チェック:季節ごとの光熱費変動を把握
- 娯楽費の管理:孫へのプレゼントや外食費を適切に管理
60代ならではの使い方のコツ
- セキュリティ設定を厳重にし、定期的にパスワードを変更
- 連携する口座は必要最小限に絞る
- 不明な支出があった場合は、すぐに金融機関に確認
- 家族と共有する情報の範囲を明確にする
使用上の注意点
- 金融機関との連携にはセキュリティリスクがある
- 全ての支出が自動記録されるわけではない
- 無料版では連携可能な口座数に制限がある
マネーフォワードMEは基本無料で使えて、年金生活の家計管理に最適です。
まとめ:60代からのデジタルライフを楽しもう
この7つのアプリを使い始めてから、私の生活は大きく変わりました。健康管理、家族とのコミュニケーション、食事管理、脳トレ、写真整理、防災対策、家計管理。これらすべてが、スマホ一台で管理できるようになったのです。
60代がアプリを使う際の心構え
- 完璧を目指さない:最初はうまくいかなくても、徐々に慣れていけば大丈夫
- 必要な機能から始める:全ての機能を使おうとせず、必要な部分から始める
- 家族に頼る:わからないことは遠慮なく家族に聞く
- 安全第一:セキュリティ設定は必ず確認し、個人情報の管理に注意
これからのシニアライフに向けて
年齢を重ねても、新しいことに挑戦する気持ちを持ち続けることが大切です。スマホアプリは、私たちシニア世代の生活を豊かにしてくれる心強い味方です。
皆さんも、ぜひ一つずつ試してみてください。きっと、新しい発見と便利さを実感できるはずです。
「わくわくセカンドライフ」は、これからも同世代の皆さんと一緒に学び、成長していきたいと思います。
参考資料・出典
いかがでしたでしょうか?実際に私が使ってみた7つのアプリの体験談をお伝えしました。
皆さんのスマホライフが、より充実したものになることを心から願っています。
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