わくわくセカンドライフ
64歳からの新しい挑戦と発見の日々
わくわくセカンドライフ
64歳からの新しい挑戦と発見の日々
「わくわくセカンドライフ」は、64歳の私自身や友人、知人がこれまでの生活の中で感じたこと、試してよかったことをまとめたブログです。
ここでご紹介している内容は、あくまでも個人の体験談や実感に基づくものであり、医師や医療専門家からのアドバイスではありません。
健康や体調に不安がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
また、ブログ内で参照した資料や出典については、記事内にリンクを掲載していますので、必要に応じて確認することができます。
それでもこのブログが、同じような悩みや関心を持つ方々にとって少しでもヒントや励みになれば幸いです。
皆さん、こんにちは。グランパです。今日は私の恥ずかしい体験談からスタートしたいと思います。
つい先日、近所のスーパーで買い物をしていたとき、隣で買い物をしていた70代と思われる女性が、スマートフォンを片手にこんなことを言っていました。
「あら、やっぱり店頭より300円も安いわね。今度からネットで買いましょう」
その瞬間、私は雷に打たれたような衝撃を受けました。なぜなら、64歳の私がまだ一度もオンラインショッピングを経験したことがなかったからです。
「これではいけない」と思い立ち、重い腰を上げてオンラインショッピングに挑戦することにしました。今回は、その失敗と成功の体験記を、包み隠さずお話しします。
正直に申し上げると、オンラインショッピングに対する私の第一印象は「怖い」でした。テレビのニュースでは連日のように、詐欺被害や個人情報の流出が報道されています。
「クレジットカードの情報を入力するなんて、とんでもない」「きっと高額な商品を買わされるに違いない」「操作を間違えて大変なことになったらどうしよう」
そんな不安な気持ちを抱えながらも、まずは情報収集から始めることにしました。息子に相談し、図書館でインターネットの本を借り、一週間ほどかけて基本的な知識を身につけました。
新しいことを始める際は、完璧を求めすぎないことが大切です。最初は小さな失敗をしながら覚えていくものです。私たちの世代は、何事も慎重に進めることが得意ですから、その特性を活かしましょう。
記念すべき初回の挑戦は、Amazon での書籍購入でした。なぜ書籍を選んだかというと、価格が手頃で、失敗しても被害が少ないと考えたからです。
購入したのは、村上春樹さんの最新作。近所の書店では品切れだったこともあり、「これは良い機会だ」と思い立ちました。
全体で約2時間かかりましたが、注文完了のメールが届いた瞬間の達成感は、まさに人生の新たな扉を開いた気分でした。
注文確定後、商品が届くまでの48時間は、期待と不安が入り混じった特別な時間でした。
「本当に届くのだろうか」「間違った商品が来たらどうしよう」「配送業者の人に怪しまれないだろうか」
そんな心配をよそに、翌々日の午前中、宅配業者の方が笑顔で商品を届けてくれました。梱包の丁寧さに感動し、新品の書籍を手にした瞬間、「これがオンラインショッピングの魅力か」と実感しました。
調子に乗った私は、2回目の挑戦で大きな失敗をしてしまいました。
ある日、メールで「特別セール実施中!有名ブランドの腕時計が90%OFF」という広告が届きました。普段なら疑うところですが、オンラインショッピングに慣れ始めた私は、軽い気持ちでリンクをクリックしてしまいました。
サイトの見た目は本物そっくりで、価格の安さに目がくらみ、購入手続きを進めてしまいました。しかし、クレジットカード情報を入力する直前で、ふと「これは怪しい」と感じました。
幸い、息子に相談する時間があったおかげで、被害を免れることができました。この経験から、慎重さの重要性を改めて学びました。
失敗を経て学んだ、安全なオンラインショッピングの心得をお伝えします。
シニア世代におすすめの支払い方法は以下の通りです:
オンラインショッピングに慣れてきた私は、日用品の定期購入に挑戦しました。
きっかけは、妻が「トイレットペーパーを買いに行くのが面倒」と言ったことでした。重い荷物を運ぶのが億劫になってきた私たちにとって、定期的に自宅に配送してもらえるサービスは革命的でした。
現在定期購入している商品:
これらの商品が毎月自動的に届くおかげで、買い物の負担が大幅に減りました。また、店舗価格より安い場合も多く、家計にも優しいことが嬉しい発見でした。
自信がついた私は、次にファッションアイテムの購入に挑戦しました。
長年、同じブランドの服しか着ていなかった私ですが、オンラインショッピングで新しいブランドとの出会いを楽しめるようになりました。
最初に購入したのは、普段着用しているブランドのシャツでした。サイズ感が分かっているので、失敗するリスクが少ないと考えたからです。
パソコンでの買い物に慣れた私は、次にスマートフォンでの買い物に挑戦しました。
最初は「画面が小さくて使いにくい」と感じましたが、慣れてくるといつでもどこでも買い物ができる便利さに魅力を感じるようになりました。
外出先で「あ、これが欲しい」と思ったとき、その場で注文できるのは本当に便利です。散歩中に見つけた花の種類を調べて、そのまま園芸用品を注文したこともありました。
お金の管理は、シニア世代にとって重要な課題です。オンラインショッピングを始めて気づいたのは、支出の把握が難しいということでした。
この方法で、無駄遣いを防ぎながら、オンラインショッピングを楽しめるようになりました。
オンラインショッピングで最も感動したのは、孫へのプレゼント選びでした。
以前は、「何を買ったら喜ぶだろう」と悩みながら、見当違いなプレゼントを選んでしまうことがありました。しかし、オンラインショッピングなら、商品のレビューや年齢別の評価を参考にできるので、より適切なプレゼントを選べるようになりました。
7歳の孫娘に贈った知育玩具は、レビューで「同じ年齢の子どもが夢中になった」と書かれていたものでした。実際に贈ったところ、大変喜んでもらえて、祖父としての株が上がった気がしました。
オンラインショッピングを通じて、同世代の方々との新しい繋がりも生まれました。
商品のレビューを書くようになったことで、他の購入者の方々と情報交換をするようになりました。「この商品は良いですね」「使い方を教えてください」といったコメントをいただくことで、新しい人とのコミュニケーションが生まれています。
また、地域の高齢者向けのパソコン教室で、オンラインショッピングの体験談を発表したところ、多くの方々から質問を受けました。「教える」立場になることで、新しい生きがいを見つけることができました。
シニア世代の皆さんに、特におすすめしたい商品カテゴリーをご紹介します:
オンラインショッピングの不安要素の一つが、返品・交換です。私も実際に体験したことがあります。
購入したシャツのサイズが想像より小さく、返品を申し出ました。最初は「面倒な手続きが必要だろう」と心配でしたが、思いのほか簡単でした。
この経験から、信頼できるサイトなら安心して購入できることを学びました。
オンラインショッピングを始めてから、生活の質が向上したと実感しています。
また、デジタル技術への理解も深まりました。パソコンやスマートフォンの操作に自信がついたことで、他の分野でも新しい挑戦をするようになりました。
オンラインショッピングをマスターした今、次の目標も見えてきました。
年齢を重ねても、新しいことへの挑戦は続きます。「もう年だから」は言い訳にならない時代だと実感しています。
この記事を読んでいる同世代の皆さんに、心からお伝えしたいことがあります。
オンラインショッピングは、決して若い人だけのものではありません。私たちシニア世代だからこそ、慎重で計画的な買い物ができるのです。
最初は不安に感じるかもしれませんが、小さな一歩から始めてみてください。書籍や日用品など、失敗しても損害の少ない商品から始めることをおすすめします。
この記事を書くにあたり、参考にした信頼できる情報源をご紹介します:
64歳からのオンラインショッピング挑戦は、人生の新しい章の始まりでした。
最初の不安から始まり、失敗を重ねながらも、最終的には生活の質の向上と新しい可能性の発見につながりました。
重要なのは、完璧を目指さず、小さな一歩から始めることです。私たちシニア世代が持つ慎重さと計画性は、オンラインショッピングにおいて大きな武器になります。
この記事が、皆さんの新しい挑戦の背中を押すことができれば幸いです。一緒に、わくわくするセカンドライフを送りましょう!
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